白の暴力

  • 映画 DV 30 min
  • 2008
  • Exhibiton "Shiten" 渋谷ギャラリールデコ
  • video art work
  • 9.9〜9.14.2008
  • 武蔵野美術大学芸術祭08映画上映小屋、09映画上映小屋

「白」の魅惑に取り憑かれた5人の登場人物

ズガイコツ男、マシュマロ女、ケッペキ男、イヤホン少年、オセロ女。彼らが崩壊する瞬間を5つのオムニバスの交錯によって描く。

中毒的でどうしてもやめられない人間の愚かな行動。

こうでしか生きられない人間の狂人模様。彼らの希求に美しさを見出す。

この映像に登場する人々は皆、純粋故に「暴力」とも言える程の「白さ」への変態的欲望を持つ。その白さへの渇望は「無」への渇望と似ている。人間本来が抱えている汚れや穢れを相殺できるような美しさを自らの中へ確立していく登場人物たち。しかし、現実社会という、それに相反する事実が彼らを襲い、結局は破滅の経路を辿る。彼らの破滅を自嘲的に笑うように踊る白狐。それは彼らの死へのシンボルとして登場する。

河合宏樹

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